第2回計算物質科学イニシアティブ(CMSI)研究会
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開催日程: 2012年1月30日(月)、31日(火)
開催場所: 東北大学 金属材料研究所 講堂 [MAP]
参加費: 無料
投稿締切: 2012年1月16日(月)
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[参加申込・投稿受付ページへ]
[アブストラクト(PDF, 21MB) ダウンロード]
【開催主旨】
物性、分子、材料の計算科学分野が融合したコミュニティーCMSIは文科省HPCI戦略プログラム補助金を受け、世界一のスパコン「京」を頂点とするHPC活用による「新物質・エネルギー創成」に関連したサイエンスの飛躍を目指す研究を支援しています。
第2回CMSI研究会では、平成23年度支援している研究課題の口頭発表と、一般発表(ショートプレゼン&ポスター)を募集します。本研究会にて、計算物質科学が社会や学術の発展に貢献していくための課題と展望を議論したいと考えております。皆様の投稿、ご参加をお待ちしております。
【投稿受付】
(1)論文 |
<CMSI重点課題・特別支援課題代表者> ・CMSI研究課題代表者による口頭発表が必須です。ご都合がつかない場合は代理を立ててください。 ・重点課題は30分、特別支援課題は20分の発表時間です。 [提出資料] 第2回CMSI研究会投稿論文フォーマット [Word] アプリケーション並列化調査シート(平成23年度版) [Excel] (課題内高並列化アプリ全て記載願います。) <一般発表> ・計算物質科学関連の研究者であればどなたでも発表可能です。 ・重点課題、特別支援課題の代表者以外の共同研究者の方は一般発表としてご登録お願いします。 ・CMSI研究員(重点研究員・拠点研究員)は推進している課題(分野振興を含む)の発表が必須です。 ・ショートプレゼンテーション(2分程度:時間は全投稿件数に依存します) とポスター発表をお願いします。 ・ポスターボードは、A0 サイズがはれるボード1枚です。 [提出資料] 第2回CMSI研究会投稿論文フォーマット [Word] |
(2)「支援課題」へのエントリー | 一般発表の方で新たにCMSIから計算資源等の支援を希望される方は、「アプリ並列化調査シート(下記よりDL)」 をご提出下さい。重点課題、特別支援課題と同様に、CMSIの課題審査員による審査を行い、評価の高い研究を「支援課題」として、平成24年度よりサポートさせていただきます。平成24年3月初旬に結果を連絡いたします。 |
(3)CMSIポスター賞へのエントリー | 一般発表で35才以下(平成24年3月31日時点で)の方はCMSIポスター賞の対象となります。一般発表参加申し込みフォームで「CMSIポスター賞エントリー」にチェックを入れ、年齢の記載をお願いします。 |
◆関連ファイル |
(1) アプリケーション並列化調査シート(平成23年度版) [Excel] (平成22年度からの変更箇所を赤で示しています。)(課題内高並列化アプリ全て記載願います。) |
【プログラム】
<1月30日(月)>
10:00-10:05 開会のご挨拶
◎第一部会 「新量子相・新物質の基礎科学」 <座長: 押山 淳 (東京大学)>
10:05-10:35 [重点課題]相関の強い量子系の新量子相探求とダイナミックスの解明 (今田正俊・東京大学)
[研究項目]電子相関の強い現実物質の新機構解明と制御法開拓に関する研究
10:35-10:55 [研究項目]強相関電子系の励起ダイナミクスの研究 (曽田繁利・京都大学)
10:55-11:15 [研究項目]量子モンテカルロ法による新しい量子相・量子臨界現象に関する研究 (川島直輝・東京大学)
11:15-11:45 [重点課題]電子状態・動力学・熱揺らぎの融和と物質理論の新展開 (天能精一郎・神戸大学)
[研究項目]超高精度電子状態計算による分子の微細量子構造予測
11:45-12:05 [研究項目]分子における電子の動的過程と多体量子動力学 (高塚和夫・東京大学)
12:05-12:25 [研究項目]凝縮分子科学系における揺らぎとダイナミクス (笹井理生・名古屋大学)
12:25-13:30 CMSI 小委員会開催 (別室にて関係者のみ)
◎第二部会 「次世代先端デバイス科学」 <座長: 今田 正俊 (東京大学)>
13:30-14:00 [重点課題]密度汎関数法によるナノ構造の電子機能予測に関する研究 (押山淳・東京大学)
14:00-14:20 [特別支援課題]ナノ構造の電子状態から機械的性質までのマルチスケールシミュレーション (尾形修司・名古屋工業大学)
14:20-14:40 [特別支援課題]ナノ構造体における光誘起電子ダイナミクスと光・電子機能性量子デバイスの開発 (信定克幸・分子科学研究所)
14:40-15:00 [特別支援課題]スピントロニクス/マルチフェロイックスの応用へ指向した材料探索 (斎藤峯雄・金沢大学)
15:00-15:20 [特別支援課題]新材料探索 (常行真司・東京大学)
15:20-15:30 休憩
15:30-16:30 一般発表 (ショートプレゼンテーション) <座長: 杉野 修 (東京大学)>
16:30-18:15 一般発表 (ポスターセッション)&コーヒー
17:30-18:00 ポスター賞評価会議 (関係者のみ)
18:30- 懇親会・ポスター賞表彰式 (場所:ホテルベルエア ※金研より徒歩5分)
<1月31日(火)>
◎第四部会 「エネルギー変換」 <座長: 岡崎 進 (名古屋大学)>
9:00-9:30 [特別支援課題]実用材料の飛躍的高性能化に向けたマルチスケール組織設計・評価手法の開発 (香山正憲・産業技術総合研究所)
9:30-10:00 [重点課題]燃料電池関連物質における基礎過程の大規模計算による研究 (杉野修・東京大学)
10:00-10:30 [重点課題]水素・メタンハイドレートの生成、融解機構と熱力学的安定性 (田中秀樹・岡山大学)
10:30-10:50 [特別支援課題]太陽電池における光電変換の基礎過程の研究と変換効率最適化・長寿命化にむけた大規模数値計算 (山下晃一・東京大学)
10:50-11:10 [特別支援課題]3D-RISM理論に基づく大きなリガンド分子の分子認識解析手法の開発と応用 (吉田紀生・分子科学研究所)
11:10-11:30 [特別支援課題]高性能リチウムイオン電池の開発に向けた基礎的研究 (大谷実・産業技術総合研究所)
11:30-11:50 [特別支援課題]ナノ構造体材料における高効率非平衡エネルギー変換過程とナノ構造創製の理論シミュレーション (浅井美博・産業技術総合研究所)
11:50-13:10 CMSI 小委員会開催 (別室にて関係者のみ)
◎第三部会 「分子機能と物質変換」 <座長: 天能 精一郎 (神戸大学)>
13:10-13:40 [重点課題]全原子シミュレーションによるウィルスの分子科学の展開 (岡崎 進・名古屋大学)
13:40-14:00 [特別支援課題]拡張アンサンブル法による生体分子の高次構造と機能の解明 (岡本祐幸・名古屋大学)
14:00-14:20 [特別支援課題]ポリモルフから生起する分子集団機能 (松林伸幸・京都大学)
14:20-14:40 [特別支援課題]ナノ・生体系の反応制御と化学反応ダイナミクス (中井浩巳・早稲田大学)
14:40-15:00 [特別支援課題]機能性分子設計-光機能分子と非線形外場応答分子の光物性 (太田浩二・産業技術総合研究所)
15:00-15:20 コーヒーブレイク
◎「分野振興活動・WG活動報告」 <座長: 山下 晃一 (東京大学)>
~戦略分野の研究者を支える研究支援~
15:20 -15:30 [物性拠点 ]川島直輝 (東京大学)
15:30 -15:40 [スパコン連携小委員会 ]川島直輝 (東京大学)
15:40 -15:50 [分子拠点 ]高塚和夫 (東京大学)
15:50 -16:00 [材料拠点 ]毛利哲夫 (東北大学/海道)
16:00 -16:10 [神戸拠点 ]藤堂眞治 (東京大学)
16:10 -16:20 [広報小委員会 ]藤堂 眞治 (東京大学)
16:20 -16:30 [アプリ作業部会 ]藤堂眞治 (東京大学)
16:30 -16:40 [人材育成・教小委員会 ]赤井久純 (大阪学)
16:40 -16:50 [産官学連携小委員会 ]浅井美博 (産業技術総合研究所)
16:50 -17:00 [元素戦略(総括)、全体のまとめ ]常行真司 常行真司 (東京大学)
17:30-19:30 評価会議 (別室にて関係者のみ)
[参加申込・投稿受付ページへ]
【旅費・宿泊】
旅費は、CMSIに関係する研究者に対し、予算の範囲内で援助いたします。
【主催・お問い合わせ】
CMSI 事務局
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉5-1-5
東京大学物性研究所 計算物質科学研究センター
TEL: 04-7136-3279 FAX: 04-7136-3441
email: adm-office@cms-initiative.jp