CMSI 若手技術交流会(合宿) [第六回]
【開催要項】
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日 時: 2012年7月17日(火)~19日(木)
・17日(火) 13:00 開始予定 (現地集合)
・19日(木) 15:00 閉会予定 (現地解散)
会 場: ヤマハリゾート つま恋 (掛川) [アクセス]
定員: 40名
※無線LAN機能を内蔵したノートPCをご持参下さい。
※参加申し込みの締切は6月29日(金)です。
- [参加申込みページへ]
※前回の内容を参照したい方は こちら
【概要】
CMSI若手技術交流会は、今回で第6回目、合宿形式第2弾の開催となります。今回は「京利用に向けた技術・情報の共有」をテーマに、富士通から講師をお呼びして、"京及びFX10でのコンパイル、チューニング"についての講義を予定しています。これを受けて、各自で持ち寄ったプログラムをFX10でコンパイル・実行し、コンパイル時に生じる問題・チューニング箇所について広く共有を図ります。
分野振興の観点から、多くのプログラムを京で実行できるようにするため、すでに京もしくはFX10を利用している参加者には、他の参加者のプログラムあるいは交流会幹事が用意するプログラムのコンパイルに挑戦していただく予定です。
CMSI若手技術交流会は、 計算科学、物質科学の分野で活躍されている研究者を中心に運営されています。
本交流会は次の三点を目指します。
(1) 並列計算技術の積極的な活用と更なる発展。
(2) 各分野で発展してきた強力な計算技術・理論的手法を分野を超えて共有すること。
(3) これらを通じた異分野間の相互発展。
先日まで世界一だった京速コンピュータ「京」は 完成時には8万以上のCPU(ノード)から構成される予定です。 この様な超規模のマシンを有効活用するには高い並列数と実行効率が要求されます。 計算機科学と物質科学の力を合わせることで科学計算の可能性を広げ、新たな研究土台を生み出す技術交流を指向しています。
昨年度は7月、9月、11月、2月、3月と交流会を開催しており、今回は京利用に向けたアプリケーション開発について合宿形式で議論を深める予定です。物質科学、計算機科学を中心に、幅広い分野の方を対象としていますので、興味を持たれた方はお気軽にご参加ください。
※CMSI 拠点研究員の方は参加必須です。(特別な理由で不参加の場合は、その旨連絡ください)
※CMSI重点研究員の方も参加できるよう、雇用責任者の方と日程調整をお願い申し上げます。
【プログラム】
[1日目]
13:00-15:30 「京及びFX10でのコンパイル、チューニングについて」
(富士通)
15:30-16:00 休憩
16:00-18:00 「実習1 コンパイル」
18:00-19:30 夕食+休憩
19:30-21:30 「新メンバー研究紹介」(石村和也、坂下達哉)
「固有値計算ルーチンについての意見交換会」
進行:坂下達哉 (物性研)
[2日目]
9:00-10:30 「実習2 チューニングもしくはコンパイル」
10:30-11:00 休憩
11:00-12:30 「実習3 チューニングもしくはコンパイル」
12:30-13:30 昼食+休憩
13:30-15:30 「実習4 チューニングもしくはコンパイル」
15:30-16:00 休憩
16:00-18:00 「実習5 チューニングもしくはコンパイル」
18:00-19:30 夕食+休憩
19:30-21:00 「座談会 超並列時代のプログラム整備・継続開発」
話題提供 北浦和夫先生(神戸大)
[3日目]
9:00-10:30 「実習6 チューニングもしくはコンパイル」
10:30-11:00 休憩
11:00-12:00 「発表スライド作り」
12:00-13:00 昼食+休憩
13:00-14:00 「新メンバー研究紹介」(大久保毅、西澤宏晃、水口朋子:順不同)
14:00-15:00 「成果発表」
【旅費・宿泊】
旅費・宿泊費は、CMSI に関係する研究者に対し支給いたします。
【お問い合わせ】
CMSI 事務局
email: adm-office@cms-initiative.jp
TEL: 04-7136-3279