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第2回CMSI神戸ハンズオン:ALPSチュートリアル

作者: admin — 最終変更 2015年07月10日 14時55分
日時 2013年03月06日
13時00分 から 18時00分 まで
場所 CMSI神戸拠点 (理化学研究所・計算科学研究機構・5階R501)
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ALPS (Algorithms and Libraries for Physics Simulations)プロジェクトは、量子磁性体、格子ボゾン系、強相関フェルミオン系など強相関量子格子模型のシミュレーションためのオープンソースソフトウェアの開発を目指す国際共同プロジェクトです。本プロジェクトではXMLやHDF5に基づく共通入出力ファイル形式の提案、ソフトウェア開発の基盤となるライブラリ、解析や可視化のためのツール、シミュレーションプログラムなどの開発などを行っています。ALPSでは、古典/量子モンテカルロ法、厳密対角化、DMRG、動的平均場近似のためのQMCソルバなど、基本的かつ重要なアルゴリズムに基づくシミュレーションプログラムが用意されており、計算物理の専門家でなくとも手軽にシミュレーションを始めることがでできます。

また、ALPSでは並列シミュレーションのための多重並列スケジューラも整備されており、ユーザプログラムと組み合わせて使うことで、ノートPCからスーパーコンピュータ「京」のような超並列環境までシームレスに並列シミュレーションを実行することが可能となっています。

本講習会では、ALPSの利用とALPSライブラリを使った並列シミュレーションコードの開発に興味をお持ちの方を対象として、ALPSの概要と基本的な使い方についての講義、CMSI神戸拠点のワークステーションクラスタを用いたALPSアプリケーションの実習、ALPSスケジューラを用いた並列アプリケーションの開発に関する講義と実習を行います。

 

【開催要項】

日時: 平成25年3月6日(水) 13:00-18:00
場所: CMSI神戸拠点 (理化学研究所・計算科学研究機構・5階R501)
受講人数: 8名 (先着順)
講師: 藤堂眞治 (東大物性研)、松尾春彦 (RIST)、五十嵐 亮 (東大物性研)
主催: 計算物質科学イニシアティブ(CMSI)
共催: 高度情報科学技術研究機構(RIST)

 

【本講習の対象者】

  • ALPSライブラリを用いた並列アプリケーションに関心をお持ちの方
  • C++あるいはFortranによるシミュレーションコード開発の経験のある方
  • UNIXでのファイル操作、編集、コマンドの実行等に慣れている方

(並列計算、並列プログラミングの経験は問いません)

 

【プログラム】

13:00-13:10 演習環境設定
13:10-14:00 ALPSの概要
14:00-15:00 ALPSのインストールと実行 (実習)
(休憩)
15:30-16:30 ALPSスケジューラの概要
16:30-18:00 ALPSライブラリ・スケジューラを用いた並列アプリケーションの開発 (実習)

 

【講習会資料】

講習会資料・ソースコードなど

 

【事前準備】

計算実習は64コアを持つワークステーションで行います。計算実習のためにネットワークに接続できる(有線のみ可で、無線は使えませんのでご注意ください)ノートパソコン(Mac OS X, Linux, Windowsなど)をご持参ください。Windowsの場合、SSHが使える端末ソフト(PuTTYなど)をあらかじめインストールしておいて下さい。

 

【資料(当日使用したテキスト)】

※ 以下をご参照下さい。

<開催済ハンズオン資料一覧>


【参加登録申し込み・旅費申請】

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【お問い合わせ】

計算物質科学イニシアティブ事務局 (神戸拠点
〒650-0047 神戸市中央区港島南町7-1-26 R501
独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構内
東京大学物性研究所 計算物質科学研究センター 神戸分室
Tel: 078-940-5681
Fax: 078-304-0170
E-mail: adm-kobe[at]cms-initiative.jp