第二回 CMSI 若手技術交流会 (同時開催 「京の次のスパコンを考える」 パネル討論) <終了>
【開催要項】
【概要】
CMSI若手技術交流会は、計算物質科学分野で活躍されている若手研究者を中心に、大規模並列への挑戦、大規模化に伴う困難などをどのように乗り越えるかなどについて技術交流を行う場としたいと考えております。また、作成したソフトウェアをどのように公開、普及させて行くかについても意見の交換を行う機会としようと考えています。今回は7月に続く第二回目となります。
次世代コンピュータ(京速コンピュータ「京」)は8万以上のCPU(ノード)から構成され、そこで動かす並列アプリケーションの実行には高い並列数と実行効率が求められます。本交流会は、並列化技術として空間分割を例にとって、現在開発されている並列アプリケーションの現状と性能評価やチューニング方法について学ぶことを目的としています。
また、今回の交流会では、「京の次のスパコンを考える」(仮題)をテーマに、計算物質科学の研究開発にブレークスル―をもたらす、2020年頃のスパコンはどうあるべきかを議論いたしますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。
※CMSI 拠点研究員の方は参加必須です。(特別な理由で不参加の場合は、その旨連絡ください)
※CMSI重点研究員の方も参加できるよう、雇用責任者の方は日程調整をお願い申し上げます。
【プログラム】
並列化計算講習会Ⅰ
「実空間実時間第一原理シミュレーション手法と並列化コーディング」
<講師> 東京大学 工学部 岩田潤一
9:30~10:30 「実空間第一原理電子状態計算の概要」
10:30~10:45 休憩
10:45~11:45 「並列化プログラミングの実例」
・・ランチブレーク・・
13:00~15:00 パネル討論
「京の次のスパコンを考える」
<モデレータ> 藤堂眞治(東大工)
<パネラー> 信定克幸(分子研)、西松毅(東北大金研)、宮本良之(産総研) 他数名予定
・・コーヒーブレーク・・
並列化計算講習会Ⅱ
「分子シミュレーションにおける静電相互作用の高速・並列化手法」
<講師> 名古屋大学 工学部 吉井範行
15:15~16:15 「静電相互作用の高速計算手法の概要」
16:15~16:30 休憩
16:30~17:30 「高速多重極展開法(FMM)の高速・並列化」
注)本講習会では個人用ノートPCは使用いたしません。
【旅費・宿泊】
旅費は、CMSI に関係する研究者に対し、予算の範囲内で支給いたします。
東大柏キャンパスのゲストハウスの宿泊も可能ですが、部屋数に限りがありますので、ご了承ください。(ご希望者は、参加お申込用紙にその旨ご記入ください)
そのほか、周辺の宿泊情報は こちら をご参照ください。
【お問い合わせ】
CMSI 事務局
email: adm-office@cms-initiative.jp
TEL: 04-7136-3279