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第7回 CMSI産官学連続研究会

作者: admin — 最終変更 2014年04月30日 14時33分
電気化学系の第一原理シミュレーションからわかったこと・わかること ~高性能電池開発にむけて~
日時 2013年11月21日
13時00分 から 17時25分 まで
場所 秋葉原ダイビル(5階カンファレンスフロア5A)
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【開催要項】

日程: 平成25年11月21日(木) 13:00~17:25
会場: 秋葉原ダイビル (5階カンファレンスフロア5A)
共催: 計算物質科学イニシアティブ(CMSI)
産業技術総合研究所
企画: CMSI産官学連携小委員会

 

【開催主旨】

計算科学シミュレーションの大規模化、高度化にともない、従来扱うことが難しかった電池の動作状態でのシミュレーションが可能になってきました。実際、電極/電解質界面での電気化学反応、イオン伝導や溶媒の分解反応など電池内で起こる多くの現象が第一原理シミュレーションを用いて扱われています。燃料電池や蓄電池などの高性能化へ向けて、これらのシミュレーションが開発現場で役立つことが期待されていますが、最先端のシミュレーション研究のシーズと開発現場のニーズに少なからずギャップがあることも事実であります。開発現場での課題設定とそれに合うシミュレーションモデルの構築、大規模な計算リソースの確保の難しさから、電池材料開発において第一原理シミュレーションは広く普及している訳ではありません。
本研究会ではこれらの問題に直面している企業の開発現場の研究者と理論・シミュレーション研究を行っている大学・研究機関の研究者の対話を促し、計算シミュレーションによる電池開発の展望を議論するきっかけにしたいと思います。

 

【プログラム】

13:05-13:35  「電池シミュレーション」
池庄司 民夫(東北大学)
13:35:14:05  「第一原理計算による電気化学触媒物性の予測:現状と課題」
陣内 亮典(豊田中央研究所)
14:05-14:35  「自動車用先端材料開発における分子シミュレーション活用」
河村 芳海(トヨタ自動車)
14:35-15:05  「大規模第一原理分子動力学計算に基づくリチウムイオン電池系シミュレーション」
大脇 創(日産自動車)
15:05-15:20  コーヒーブレーク

15:20-15:50  「in situ XANESとシミュレーションによるLiイオン電池の反応解析」
今井 英人(日産アーク)
15:50-16:20  「「京」を用いたLIB電解液の還元分解から膜形成にいたる過程の反応解析」
館山 佳尚(物質・材料研究機構)
16:20-16:50  「リチウムイオン二次電池向け正極材料の第一原理シミュレーション」
浅利 裕介(日立製作所)
16:50-17:20  「第一原理計算によるリチウムイオン導電性固体電解質材料の効率的探索」
中山 将伸(名古屋工業大学)
17:20-17:25  おわりに

 

【参加登録申し込み・旅費申請】

ご参加予定の方はまずはWebから参加申込を行ってください。

  • 参加登録締切: 2013年11月19日(火)
  • 定員に達し次第、参加登録および旅費申請を締め切らせていただきます。あらかじめご了承ください。(会場に余裕があれば、当日のご参加登録も可能です)
  • 旅費の支給は、計算物質科学イニシアティブ(CMSI) メンバーの方に限らせていただきますのでご了承ください。
    旅費申請は、11月11日(火) が締切です。

 

【お問い合わせ】

計算物質科学イニシアティブ事務局  
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉 5-1-5  
TEL  04(7136)3279 / FAX  04(7136)3441
email  adm-office[at]cms-initiative.jp