現在位置: ホーム イベント 第12回 CCMS(柏)ハンズオン: RSDFT講習会

第12回 CCMS(柏)ハンズオン: RSDFT講習会

作者: admin — 最終変更 2018年01月09日 10時12分
The hands-on workshop of RSDFT will be held on 8th March 2016 in ISSP, while it wiil be organized in Japanese.
日時 2016年03月08日
13時30分 から 16時30分 まで
場所 東京大学物性研究所 6F A612号室
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【開催概要】

日程: 平成28年3月8日(火)13:30~16:30
会場: 東京大学物性研究所 6F A612号室
受講人数: 10名程度(先着順)
講師:岩田潤一(東京大), 内田和之(京都産業大)
受講料: 無料(ただし旅費及び宿泊費等は本人負担)
主催: 計算物質科学イニシアティブ (CMSI)

<参加申込>

【開催趣旨】

RSDFTは密度汎関数法に基づく第一原理電子状態計算プログラムの一つであり、 「京」フルノード規模の大規模並列計算を非常に高い効率で実行可能にするとし て、2011年ACMゴードンベル賞最高性能賞を受賞している。平面波基底を用いる 通常の第一原理計算プログラムと異なり、RSDFTは実空間グリッドで全ての計算 を行うため、並列化のボトルネックとなる高速フーリエ変換が不要となり、並列 数を上げて大規模系を扱うことが比較的容易に行える。また、実空間法は様々な 境界条件に対応できるという特徴もあり、RSDFTでは平面波基底プログラムと同 じ周期境界条件による計算のみならず、孤立系の境界条件を設定した分子やクラ スターの計算も実行可能となっている。

本講習会は、

  • RSDFTの概要説明
  • RSDFTのインストール
  • 実習内容説明
  • 自習

というスタイルで進める。

【受講対象者】

  • 第一原理電子状態計算を行ったみたい人
  • 並列計算を行ったみたい人
  • 大規模系の第一原理計算がどこまで可能か知りたい人

【事前準備】

実習のためにネットワークに接続できるノートパソコン(Mac, Linux,Windowsな ど)をご持参ください。実習計算は東大物性研に設置されたクラスター計算機を 用いて行います。ご持参のノートパソコンからクラスター計算機にリモートログ インし、計算を実行します。計算を実行するにはLinuxやLinux上でのエディター 等の知識が必要となります。Linux等の講義は行いませんので、事前の自習をお 願い致します。 WindowsPCの場合、Linuxコマンドが扱える環境(puTTY, cygwin など)が必要になるかもしれません。

【お問い合わせ】

計算物質科学イニシアティブ事務局 
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉 5-1-5 
TEL  04(7136)3279 / FAX  04(7136)3441
email  adm-office[at]cms-initiative.jp