“「京」で革新するエネルギー創成”記者勉強会のお知らせ
太陽光や天然資源などから電気エネルギーをいかに効率よく創成し、蓄積して利用するかが、社会的に大きな課題となっています。スーパーコンピュータ「京」を活用したHPCI戦略プログラムを推進する計算物質科学イニシアティブ(代表機関:東京大学物性研究所)では、このエネルギー課題に戦略的に取り組んでいます。「京」により、原子や分子の動きと電子の動きを連携させたいくつかの計算手法を開発し、物質を介した光エネルギーや化学エネルギーと電気エネルギーの変換の実態をコンピュータ上でシミュレーションすることが可能となってきました。これらの計算手法は、各種電池などに用いる新材料開発に革新をもたらします。
今回の勉強会では、これまで「京」で得られた成果に加え、最前線で進めている研究をわかりやすくご紹介します。そして、「京」が私たちの生活に必要なエネルギーの課題にどのように寄与するのかをお示しします。さらに、開発がスタートしたポスト「京」スーパーコンピュータでは、どのようなことが新たに可能になるのかを紹介します。
一般社会に対して「京」やポスト「京」の役割をお伝えいただく際に、お役に立つものと期待しています。
詳細はこちらをご覧下さい:東京大学 物性研究所
<このイベントは終了致しました>
【開催要項】
- 日 時: 2014年10月15日(水)14:00~16:30
- 会 場: 理化学研究所 計算科学研究機構(神戸)1F セミナールーム
申 込 締 切: 2014年10月10日(金)17:00
【参加対象】
報道関係者。ただし、本勉強会と関連した研究者や企業の方なども参加可能です。
【スケジュール】
※内容は予告なく変更になる場合があります。
13:30 | 受付開始 |
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14:00-14:10 | 「京」で飛躍する新物質開発とエネルギーの創成 |
計算物質科学イニシアティブ 統括責任者 東京大学 常行真司 | |
14:10-14:20 |
ビデオ上映 「“リチウムイオン電池” ~分子の宇宙から未来の電池へ~」 |
理化学研究所 計算科学研究機構 広報国際室 | |
14:20-14:40 |
「リチウムイオン電池」 ~高性能化と高安全性の両立に向けた取り組み~ |
物質・材料研究機構 館山佳尚 | |
14:40-15:00 | 「燃料電池」 ~白金電極がなぜ電気エネルギーへの変換効率向上に有効なのかの謎を解明~ |
東京大学 杉野修 | |
15:00-15:10 |
休憩 |
15:10-15:30 |
「太陽電池」 ~変換効率競争は、シリコン・有機薄膜からペロブスカイト型材料に新展開~ |
東京大学 山下晃一 | |
15:30-15:50 |
「光合成」 ~エネルギーを生み出す化学反応の仕組みを解明へ~ |
神戸大学 天能精一郎 |
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15:50-16:00 | ポスト「京」で目指すこと ~エネルギーの未来を拓く~ |
理化学研究所 計算科学研究機構 機構長 平尾公彦 | |
16:00-16:30 |
交流会 |
【アクセス】
理化学研究所計算科学研究機構へのアクセス
〒650-0047 兵庫県神戸市中央区港島南町7丁目1-26
(新幹線等でお越しの方)
・新神戸駅より地下鉄で1駅 三宮下車、三宮より神戸空港行ポートライナーで約15分 京コンピュータ前駅下車徒歩3分
(飛行機でお越しの方)
・神戸空港より三宮行ポートライナーで約5分 京コンピュータ前駅下車徒歩3分
【お問い合わせ】
独立行政法人理化学研究所 計算科学研究機構 広報国際室
岡田 昭彦(おかだ あきひこ)
TEL:078-940-5625 FAX:078-304-4964 E-mail:aics-koho@riken.jp
東京大学物性研究所 計算物質科学イニシアティブ 事務局
古宇田 光(こうた ひかる)
TEL:04-7136-3279 FAX:04-7136-3441 E-mail:adm-office@cms-initiative.jp
<報道担当> 独立行政法人理化学研究所 広報室 報道担当
TEL:048-467-9272 FAX:048-462-4715 E-mail:ex-press@riken.jp