産官学連携シンポジウム~計算シミュレーションの新たな産業応用への展望 <終了>
最近のシミュレーション基礎理論やアルゴリズム上の発展により、物質材料シミュレーションの適用可能性は飛躍的に拡大し続けている。より多くの物質現象をより正確に、計算機上でシミュレートできる時代が到来している。次世代スーパーコンピューターを有効利用する事により、部材のみならずデバイス・システムの丸ごとシミュレーションが可能であろう。本シンポジウムでは計算シミュレーションの産業応用の現状を産、官、学のそれぞれの立場から議論検証し、アカデミアと産業界の連携も含めて、今後のあるべき方向を議論する。
開催要項
- 日時 : 2011年2月7日(月) 10:00 - 18:30 基調講演
招待講演
産官学連携講演
パネル討論
18:30 - 19:30 意見交換会、ポスターセッション (ホワイエにて) - 会場 : 秋葉原コンベンションホール [地図]
- 参加費: 無料
プログラム内容
◆基調講演 【座長: 八瀬清志 (産総研)】
10:00-10:20 戦略プログラム分野2 統括責任者 常行真司
10:20-10:40 文部科学省研究振興局情報課 計算科学技術推進室長 井上諭一
10:40-11:00 富士通(株) 次世代テクニカルコンピューティング開発本部長/常務理事 井上愛一郎
11:00-11:20 経済産業省製造産業局 ファインセラミクス・ナノテクノロジー・材料戦略室産業戦略官 北岡康夫
11:20-12:00 大阪大学 基礎工学研究科教授 高尾正敏
~昼食~
◆招待講演・産官学連携講演 【座長: 杉野修 (東大物性研)】
13:20-14:20 [ 招待講演 ] Temple Univ. /Temple Institute for Computational Molecular Science, Prof. Michael L. Klein
"HPC Challenges for the next decade and beyond:
From discovery to applications at the nano-bio-med frontier"
14:20-14:40 新日本製鐵(株)先端技術研究所 松崎洋市
「量子化学計算による低誘電率材料の設計」
14:40-15:00 東レ(株)先端材料研究所 茂本勇
「計算化学分野における東レの取り組みと産官学連携」
~休憩~
◆招待講演・産官学連携講演 (2) 【座長: 香山正憲 (産総研)】
15:10-15:25 産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 浅井美博
「産官学連携協力機関の紹介」
15:25-15:45 物質・材料研究機構 計算科学センター 宮崎剛
「オーダーN法第一原理計算プログラムCONQUESTの開発:半導体ナノ構造、巨大生体分子に対する第一原理計算」
15:45-16:05 産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門 大谷実
「エネルギー創成のためのシミュレーション技術開発」
16:05-17:05 [ 招待講演 ] 東京大学大学院工学系研究科/先端科学技術研究センター 教授 橋本和仁
「新物質・エネルギー創成研究者が期待する計算科学」
・・・ コーヒーブレーク ・・・
◆17:20-18:30 パネル討論 【座長: 宮本良之 (産総研)】
物質・材料研究機構 計算科学研究センター 大野隆央
(株)富士通研究所 基盤技術研究所 金田千穂子
(株)豊田中央研究所 先端研究センター 兵頭志明
新日本製鐵(株) 顧問 松宮徹
旭化成(株) 基盤技術研究所 高棹滋
東京大学物性研究所 杉野修
◆まとめ・意見交換会&ポスターセッション 【座長: 宮本良之 (産総研)】
18:30-18:45 北陸先端科学技術大学院大学 寺倉清之
「計算物質科学への期待」
18:45-19:30 意見交換会 & ポスターセッション
19:30 まとめと閉会挨拶 (浅井 美博)
[ポスターセッションプログラム]
[Ⅰ] グランドチャレンジ・CMSIの紹介
P01~P04 次世代スパコンプロジェクト ナノ分野グランドチャレンジ研究開発
(発表者: 分子研 松田成信)
P05. 計算物質科学イニシアティブ(CMSI)
(発表者: 東大物性研 古宇田光)
[Ⅱ]産業技術総合研究所・物質材料研究機構 プログラム紹介
P06. 第一原理材料シミュレータQMAS (Quantum MAterials Simulator)
(発表者: 産総研 石橋章司)
P07. アモルファスAl2O3の酸素空孔の第一原理計算
(発表者: 物財機構 大野隆央)
P08. 一般化された質量を用いた第一原理MDの高速化
(発表者: 産総研 土田英二)
P09. フィラー充填高分子材料の大規模粗視化MDシミュレーション
(発表者: 産総研 森田裕史)
P10. 新材料設計に役立つ分子内間相互作用解析法
(発表者: 産総研 FedorovDmitri)
参加登録申し込み・旅費申請
[ 参加登録フォーム ]
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お問い合わせ
(プログラム関連)
産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門
〒305-8568 茨城県つくば市梅園 1-1-1 中央第2
TEL 029-861-3172 / FAX 029-861-3171
email cmsi-skg@m.aist.go.jp
(旅費関連)
計算物質科学イニシアティブ事務局
〒277-8581 千葉県柏市柏の葉 5-1-5
TEL 04(7136)3279 / FAX 04(7136)3441
email contact@cms-initiative.jp
主催・企画
主催: 計算物質科学イニシアティブ
協賛: 次世代ナノ統合シミュレーションソフトウェアの研究開発拠点
スーパーコンピューティング技術産業応用協議会
企画: 産官学連携小委員会
協力機関: 産業技術総合研究所 ナノシステム研究部門、物質・材料研究機構 計算科学センター