計算材料科学研究拠点 第2回シンポジウム <終了>
【開催要項】
- 開催日程: 平成23年12月6日(火)・7日(水)
(6日 懇親会 ※参加費 4000円程度を予定)
開催場所: 東北大学 金属材料研究所 2号館講堂
共同開催: 元素戦略WG「第2回 構造材料の部」
協賛: CMSI元素戦略ワーキンググループ、CMSI産官学連携小委員会、材料科学国際週間2011 - <参加申し込みへ>
【プログラム】
《12月6日(火)》
司会:毛利哲夫
10:30 開会の挨拶 新家光雄 東北大学 金属材料研究所 所長
10:40 「京を中核としたHPCIの構築とHPCI戦略プログラムの概要」
林 孝浩 文部科学省 計算科学技術推進室長
11:00 ●シンポジウム開催にあたって 毛利哲夫 CMSI計算材料科学拠点長
11:20 ◎鉄鋼材料の課題 産業から
「産業界から見た鉄鋼材料における計算科学への期待」 潮田浩作 新日本製鐵(株)フェロー
12:00 ランチ
司会:田中功
◎材料の機械的性質(強度・延性)
固溶強化/転位強化/析出・分散強化/粒界強化
延性(集合組織/結晶塑性FEM、延性破壊、脆性破壊)
13:00 実験の立場から
「高強度鋼における材料組織学的課題」 古原 忠 東北大学 金属材料研究所
13:30 J-PARC活用の立場から
「鉄鋼材料研究において量子ビームにより新たに観えてきた事実」 友田 陽 茨城大学 工学部物質工学科
14:00 計算科学の立場から
「材料強度物性と材料強度設計」 毛利哲夫 北海道大学 大学院工学研究科/東北大学 金属材料研究所
14:30 コーヒーブレーク
司会:大野かおる
14:50 ◆招待講演
「ナノ構造体の熱伝導計算に向けて」常行真司 東京大学 大学院理学研究科(CMSI統括責任者)
15:30 ◆招待講演
「共同利用スパコンを利用した物性物理学研究」 川島直輝 東京大学 物性研究所(CMSI計算物性科学拠点長)
16:10 ◆招待講演
「液体の計算分子科学〜化学反応・熱揺らぎ・柔軟性〜」 佐藤啓文 京大大学院工学研究科 分子工学専攻
16:50 コーヒーブレーク
司会 川上和人
◎加工・析出・変態組織形成
17:10 「高転位密度および超微細粒組織をもつAl-Mg-Si合金で観察される競合析出現象の実験的ならびに計算科学的研究」
廣澤渉一 横浜国立大学 大学院工学研究院
17:40 「フェーズフィールド法と有限要素法による熱間加工マルチスケール解析」
高木知弘 京都工芸繊維大学 大学院工芸科学研究科
18:10 終了予定
・・・ 懇親会 ・・・
《12月7日(水)》
司会:西谷滋人
◎高温強度
9:30 実験の立場から
「金属材料の高温強度(仮題)」 中島英治 九州大学 大学院総合理工学研究院
10:00 計算科学の立場から(クリープ)
「ナノ結晶のクリープ変形の原子シミュレーション 」 尾方成信 大阪大学 大学院基礎工学研究科
10:30 計算科学の立場から(粒界/界面)
「材料中の粒界・界面の第一原理計算:現象の解明から設計へ」 香山正憲 産業技術総合研究所
11:00 コーヒーブレーク
司会:渡邊育夢
11:20 ◎粒界/転位
「転位と粒界の相互作用に関する原子シミュレーション」 下川智嗣 金沢大学 工学部
11:50 ◎固溶強化・溶質の熱力学
「機械的性質における溶質原子の役割の第一原理計算:主に固溶強化を例として」 上杉徳照 大阪府立大学
12:20 ランチ
司会:松宮徹
産官学連携シンポジウム(「界面と組織制御」がテーマ)
13:10 ○企業での計算材料科学活用例紹介
①「鋼中析出物界面の構造とエネルギー」 澤田英明 新日本製鐵
②「耐熱鋼中の界面におけるクリープ損傷シミュレーション」 中村馨 電力中央研究所
③「Phase-Fieldモデルに基づく転位動力学計算と力学特性評価」 海藤宏志 住友金属工業
14:25 コーヒーブレーク
14:45 ◆パネル討論◆ 「産官学連携に期待すること(仮題)」
澤田英明、中村馨、海藤宏志、香山正憲、大谷博司(九大)、陳迎(東北大)
15:50 閉会の挨拶
古原忠 東北大学 金属材料研究所 副所長/CMSI計算材料科学副拠点長
<参加申し込みへ>
【旅費・宿泊】
旅費は、CMSIに関係する研究者に対し、予算の範囲内で支給いたします。
【お問い合わせ】
CMSI 事務局
email: adm-office@cms-initiative.jp